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メシマコブは学名を「フェリナス・リンテウス(Phellinus linteus)」という担子菌菌類ヒナダシタケ目タバコウロコ科キコブタケ属のキノコです。桑の立木の心材腐朽菌で、長崎男女群島の女島(めしま)で多く自生していたことを由来して名づけられました。
野生の桑の古木の幹に黒褐色のコブのように発生し、成長にまで10数年かかる多年生のキノコです。形状は多孔歯科のサルノコシカケに似ていますが、裏面が黄色であるのが特長です。
明治以降の養蚕奨励期には、桑の木を枯らす厄介者として取り除かれ、近年では養蚕の衰退により桑園が減少し、また自生する原生林の消滅により、今ではこのキノコを採取することは非常に困難になってしまい、言わば“幻のキノコ”になってしまいました。
甲斐きのこ組合では、このメシマコブに注目し、日本国内で野性メシマコブを採取し、その中から有用な金株(PL-No.08株)は、農林水産省森林総合研究所において、真正メシマコブと鑑定されています。
特殊な培養方法(特許取得)を用いることで、大量に生産させることに成功したのです。
国内初のメシマコブ菌糸体・液体タンク培養技術の確立と大量生産の成功は、テレビのニュースで放映されるなど、バイオ技術関係者以外にも大きな注目を集めました。
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